みなさんこんにちは!
今日から12月。
すっかり冬らしくなりましたね。。寒い。
先日、ベランダから月を撮りました。
綺麗なまんまるな満月でした。

ね、綺麗でしょう。
寒い中、ベランダで写真を撮っていると。。
満月が「バターチキンカレー」に見えてきました。
いや、病気じゃないですよ!正気です。
お腹空いていたんでしょう。
星ひとつない真っ黒な空の中、黄色く光る満月は、
とってもシンプルなバターチキンカレーのようで。。
何度も作っているカレーですが、シンプルなだけに面白い。
このカレーは、大きく分けて、
①鶏肉の処理と味付け ②スパイスの配合 ③乳製品の分量
この3つです。
あれこれと、その都度、この3つのバランスを変えていくのが面白い。
バターチキンカレーのレシピです(4人前)
☆鶏肉のマリネ
- プレーンヨーグルト 200ml
- にんにく(すり下ろし) 1片
- ショウガ(すりおろし) 1片
- オリーブオイル 小さじ1
- 鶏もも肉 2~3枚
☆スパイス(後述)
☆他
- バター(あるかたは、ギー)50g
- 生クリーム 100ml
- カットトマト 1個
- 赤ワイン 100ml
- 蜂蜜 大さじ1
- 塩・コショウ 少々
ギーってなに?というかたはこちら
鶏肉の処理は、ぶつ切りにカットし、ヨーグルトでマリネします。

やっぱり、多少時間をとってでもマリネはするべきです。
時間がなくても2時間くらい我慢。。
我慢も立派なスパイスです。
ここでスパイスを投入すれば、タンドリーチキンに変化します。
タンドリーチキンを作り、オーブンで焼き、それをバターチキンのもとにすることも出来ますが、少し手間ですし、オーブンは調理時間では鶏肉の旨み(油)が抜けてしまうことがあるので、カンタンにフライパンで焼き色をつけましょう。塩、コショウを忘れずに。
まずは、ホールスパイスをバターで炒めます。弱火で。じっくりと。
カルダモンがぷっくりと膨れてくるまでです。
カルダモンとクローブとバターで、イランイランの香水のような甘い香りが漂います。
あー。。よい香り。幸せ。
マリネした鶏肉を投入し、軽く焼き色をつけましょう。

そのまま、ワイン、カットトマトを投入。
10分ほど煮込み、スパイスを投入します。

さて、今日のスパイスの配合です。

☆パウダースパイス
- ターメリック 小さじ1
- ブラックペッパー 小さじ1/2
- パプリカ 小さじ2
- クミン 小さじ2
- ジンジャー 小さじ1/2
- レッドチリ 小さじ1/2
- 黒岩塩 ひとつまみ
☆ホールスパイス
- スターアニス 1粒
- クローブ 8粒
- カルダモン 5粒
- シナモン 1本
☆仕上げに
あれば、カレーリーフ(カスリメティでも)
やっぱりスパイスは、香りが大切なので、全体の工程の60パーセントは以上終わったくらいで使用するのがよいですね。
ターメリックのクルクミン。ブラックペッパーのピペリン。パプリカ多めで、強抗酸化。
寒いですからね。鶏肉にも、パウダーにも、ショウガを入れます。
少し薬膳的なレシピですね。
仕上げには、生クリームを入れ、ひと煮たちさせ、リーフを入れて完成。
赤ワインは、お好みです。
ボクが好きなだけです。
このレシピ、赤ワインが合います。試してみて下さい。
赤ワインいれないときは、生クリームを倍に増やしましょう。

完成~!
んん~ なんてよい香り。。
ところで、バターチキンカレーをもっともっとシンプルにすれば、
- 鶏肉
- スパイス
- トマト
- バター(または生クリーム)
のみで作成できますね。一緒に煮込んで、終わり。
きっと美味しい、でも、自分なりの美味しさを探る面白さが楽しい。
レトルトのバターチキンカレーも、本格的なものが多いですよね。
あー、日が早くなったな。。
では!