皆さん、日々頑張りすぎてないですか?
コロナウィルスが蔓延する中、暑い中マスクして口の周りを蒸気で濡らし。
会社の中での様々なストレスに耐え。
また満員電車のなかで不安や疲れに耐え。
自分と家族と社会と。また友人や恋人。
守るべきもののために日々奮闘されてますよね。ボクもです。
考えてみますと、現代はほんとうにストレスフルです。
先日も若手俳優の方が自殺で亡くなったニュースを見ました。
目に見えないストレスとどう付き合っていくのかというのは、ボクたち現代人にとって命に関わることなんだって改めて実感しました。
心の病は身体の病とちがい、特効薬などはなく、たいてい病院にかかったときは重症化してることが多いです。
ボクも仕事のストレスで10年以上前のことですが、鬱になったことがあります。
責任感が強いほど、我慢強いほど、成果をだしたいって思うほど、認められたいって思うほど、心は身体を無理に動かそうとするので、ストレスを溜めていきます。
心を日々ニュートラルにする方法として。
1日5分~15分で簡単にできるストレス対策として。
ボクが実際に取り組んでいる「瞑想(メディテーション)」をご紹介します。
瞑想とは
ボクたち日本人は、「瞑想=座禅」と考える人が多いと思います。
座禅というのは、ひたすら座り、お釈迦様と同じポーズをとり、煩悩と向き合い、無の境地に。。というものです。
ボクもお家の仏派は禅宗だったので、座禅はわりと身近にありました。

いろいろと座禅に近いものはありますが、瞑想にとって大切なのは、「呼吸」です。

ですので、瞑想はヨガと同様に「呼吸」がその軸となります。
瞑想のポーズ
座って行う瞑想と、横たわって行う瞑想をご紹介します。
まずは、ヨガでもお馴染みの「シャバーサナ」です。
シャバーサナを日本語に言うと「屍(しかばね)のポーズ」といいます。

仰向けになり、脚と腕を好きな幅に広げ、手のひらは上に向けます。
脱力し、目を閉じます。すべての力を抜きましょう。
意識を呼吸に向け、「呼吸の音」をきいてみましょう。
呼吸は、吸うのが6秒。
2秒止めて8秒かけてゆっくりと吐いてみます。
苦しかったら、秒数は調整しましょう。ポイントは、吐く秒数を一番長くすることです。
シャバーサナは一晩の睡眠に匹敵するともいわれる、「寝る瞑想方法」です。
誰でも簡単に行えますが、ある程度静かな環境を必要とします。
誰にでもできますが、就寝前にすると、いつの間にか寝てしまうことがあります。
なので、できれば寝る前は避けましょう。夕食前などがオススメです。
環境さえあればどこでもできるのでオススメの瞑想方法です。
つぎに、座って行う瞑想です。
座り方は、あぐらをかくような感じで、両足を重ねず前後に置きます。
おしりの骨が床にあたるようにおしりのお肉を調節します。
お尻の肉が少ないかたは痛いかも。その時はタオルや枕をあてて調整しましょう。
背骨をまっすぐにし、背筋を伸ばします。
あごは軽くひき、手は太ももの上に。手のひらは上を向けましょう。

難しい人は椅子に座っても良いですし、座り方も他の方法でも大丈夫です。
どんな座りかたをしてもよいのですが、背もたれからは背中を離し、背筋は自分で伸ばすようにしましょう。
これがなかなか長時間辛いかたは、シャバーサナにしましょう。
姿勢が整ったら軽く目をつぶり、同じく「呼吸」に集中をします。
瞑想中に、もしかするとあれこれ考えるかもしれません。
「今日は仕事で上司に叱られたな。。」「彼女(彼氏)に酷いこと言ったな。。」「明日はあれもこれもしなきゃな。。」などなど。。
皆さんそれぞれに悩みや迷いが浮かんでくるかもしれません。
でも、ぜんぜん大丈夫です。
「ボク、いろいろ考え事しているな~」と考えている自分を100パーセント肯定してあげましょう。
そして、呼吸に出来るだけ集中します。
すると、ふと悩みや迷いが頭から消えていたりします。
時間は最初は5分から。徐々に10分、15分と伸ばしていきましょう。
携帯電話などでタイマーセットがオススメです。
瞑想は。。。まさに鬼滅の刃にみる、「全集中の呼吸」ですね(笑)
瞑想のメリット
瞑想をすることで、自己肯定感が強くなります。
毎日していると、マイナスな感情も全て認める習慣が付きますので、潜在的に自分のことがどんどん好きになります。
何かがあっても、「ん。。まぁいーか。。」って思えるようになったりします。
このブログでは「バランス」についてよく触れます。
バランスをとるためには、どんなものも過度の摂取を避ける。
また、偏るのを避けることが大切です。
ネットでは、身体のバランスについての記事をよく見かけます。
ダイエットや筋トレ。サプリメントや美肌になるためのコスメなど。
でも、もしかすると、一番大切なのは「心のバランス」ではないでしょうか?
自然に蓄積されたストレスが、瞑想によって少しでも和らげば、このブログの意味があります。
是非、毎日でなくとも実践してみませんか?瞑想を。