Pitta(ピッタ)体質の特徴
ピッタは「火」です。
ピッタの一言でのイメージは、「熱く変化する炎」です。
ピッタの力は「火」なので、炎が光や熱や煙や灰に変化するように、
A→Bにかえる力をもちます。
体の中では「消化」や「代謝」などがイメージしやすいです。
ピッタ体質の方は、体の消化や代謝の力だけでなく、
頭の中で情報を消化したり代謝したりする力がつよいので、
仕事場でリーダーであったりする人が多いです。
視力もよいかたが多く、大胆さや勇気をそなえた人が多いといわれています。
ですが、体の中の「火」が強いので、怒りやすくキレやすい(笑)
という特徴もあります。ドーシャは性格までつくるんですね。
ピッタが増えすぎると、炎症など「熱さ」に関係する異常が起こります。
皮膚炎、口内炎、胃潰瘍。またほてり などはその症状です。
僕は完全にピッタ体質なので、口内炎、胃もたれ、下痢などがでます。
また、空腹になるとイライラしてくるのはよくあるピッタの特性です。
ピッタが増える原因は「怒り」と「熱」です。
特徴全てが当てはまるくらい、僕は完全にピッタ体質なので(笑)
空腹になり過ぎないようにコントロールしています。
ピッタ体質の方、ピッタが増えた方は、
「冷たい性質」の食べ物をとりましょう(温度ではなく、体を冷やす性質の食べ物)。
手軽なところでは、牛乳、甘いフルーツ、ココナッツなどが効果的です。
牛乳、僕は苦手なんですが、苦手な人は水やお湯で薄めたりするとよいです。
僕はヨーグルトなんかもよく水で割って飲んでいます。
「熱」を生んではよくないので「唐辛子」を控えめにしましょう。
僕はスパイスカレーからアーユルヴェーダに入ったので、これはかなり衝撃でした。
とにかく辛いものが大好きで、汗をかくので身体によいと思っていたからです。
ダイエットを始めてからは、唐辛子を減らし、他のスパイス、
特にコリアンダーをたくさん使うようになりました。
結果、体質にも効果的で、スパイスカレーもさまざまなスパイスに改めて注目することで
バリエーションが広がったと思います。
「怒り」はピッタを増やすので、
出来るだけ「落ち着いた音楽」や「アロマ」などが効果的です。
バラの香りなんかはとても効果的だと実感します。
ピッタ体質の特効薬として「ギー」(バターを精製して作る油)があります。
アーユルベーダショップ等で購入できます。僕は精製しています。
