アーユルヴェーダって?
みなさん、「アーユルヴェーダ」ご存知でしょうか?
世界3大医学のひとつといわれ、インドで生まれた5000年以上の歴史を持つ医学です。
僕がアーユルヴェーダに出会ってしばらくの期間が経ちます。
病気の症状を科学的処置により取り除こうとする西洋医学と異なり、
健康や若さを保つことを目的とした予防医学で、
食事法(医食同源)・健康法(ヨガや瞑想)といったものから、
生命そのものまでを哲学、また科学しているところから「生命科学」といわれます。
医食同源、とくに食べることは、アーユルヴェーダにとってとくに大切なことで、
キッチンに立つお母さんや、おばあちゃんは家族の主治医であり、
台所は薬局だと考えています。これをキッチンファーマシーといいます。
ドーシャ理論
アーユルヴェーダでは、自然の全てを作るエネルギーを「ドーシャ」といい、
この「ドーシャ」のバランスが崩れることにより、
体の中に毒素(アーマ)が増え、健康を損ない、病が体を蝕んでいくと考えられています。
「ドーシャ」は、3つのエネルギーに分かれます。
それが「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」といわれるエネルギーです。
この3つのエネルギーがバランスよく存在することで、体は健康を保ちます。
普通、僕たちの体質はどれかひとつかふたつのドーシャに傾いています。
ちなみに僕は完全にピッタ体質です。
体質診断シートはこちら
それぞれの体質に沿った食事を意識するだけで、体内のドーシャはバランスを保ち、
健康と若さを増進します。
スパイスとアーユルヴェーダ
僕がアーユルヴェーダに出会ったきっかけは、スパイスカレーの研究からでした。
スパイスカレーの研究をしていくと、スパイスの薬効を調べることになります。
そしてその延長線に、避けては通れないものとしてこのアーユルヴェーダがあります。
思想、哲学であり、もはや「宗教」といってもよい生命科学です。
でも、あまり縛られるのも嫌じゃないですか?
この体質にはこの食べ物はよくない、とか結構あるんですよね。。
好きなものは好きだし、できるだけ食べたい。
力を入れすぎると、挫折するな・・と当時思ったので、
僕はゆるーく実践することにしました。
と、いうことで「アーユルヴェーダ的」なんですね(笑)
アーユルヴェーダの専門の方に怒られそうですが、
よいものを広めたいという思いですのでどうかご容赦ください。
このブログでは、アーユルヴェーダをカンタンに学び、
スパイスの薬効をご紹介し、ご家庭での薬膳の助けになる。
そんな内容を目指しています。
スパイスを知ることはアーユルヴェーダを知ることにつながっていますし、
アーユルベーダを知ることは、スパイスを知ることにつながっています。
