世にも危険な「唐辛子」

唐辛子 画像 スパイス辞典

唐辛子の歴史

唐辛子の原産は、南米で、紀元前8000年ごろには現在のペルーやメキシコで栽培されていたそうです。

世界的に広まるのは、さらに約1万年近くもの年月を要しました。

大航海時代のコロンブスがその役を担います。

クリストファー・コロンブス

当時、ヨーロッパでは香辛料はとても高値でした。

黒胡椒(ペッパー)などは金と同じ価値で取引されていたといいますし、

危険を犯し、未開の地を目指すのも、こうした香辛料を手に入れるためでもありました。

まあこのときは主に「金」が目的だったらしいですが。

さて、インドを目指したコロンブスは「サン・サルバドル島」に着きます。

(現在のアメリカの近く。キューバの北)

翌年スペインに戻りますが、このときにヨーロッパに持ち込まれたのではと考えられています。

唐辛子のことを「チリ・ペッパー」と呼びます。

ペッパー、つまり胡椒のように高価な香辛料を見つけた!

という希望もあったのかも知れません。

あるいは、胡椒を見つけた、と思ったのかもしれません。

危険な「唐辛子」ランキング

「スコビル(SHU)値」というものがあります。

これは唐辛子の辛さを示す値です。

たとえば10SHUだと、10倍の砂糖を一緒に食べれば辛さを感じなくなる。

という変な値です(笑)

世界3大SHUランキングの唐辛子は・・・

  • ①位  ペッパーX       318万SHU
  • ②位  ドラゴンブレス・チリ  248万SHU
  • ③位  キャロライナ・リーパー 200万SHU です。
  • ペッパーXは、非公式の記録だそうなので、現在のギネス1位はドラゴンブレスです。   

ちなみに、日本で一番辛いといわれる「能鷹唐辛子」は、約10万SHU。

日本で有名な「ハバネロ」は約30万SHUです。

タバスコは、約2000SHU。

ハバネロでも耐えれない方は、挑戦してはいけません。

というか、トップ3は、見た目からして「毒」です。気持ち悪いです。

キャロライナリーパー

リーパーは、日本でもアマゾンなどで、10g2,000円くらいで購入できます(高い)。

でも、やめておきましょう。

完全に食用ではないと思います。

医療用の「麻痺薬」の開発などに利用する目的で次から次に人工的に品種が作られている

という話を聞いたことがありますが、はたして本当なのか・・・

僕は完全に「商売のために」作っていると思いますけどね(笑)

辛いもの、みんな好きですもん。

とくに世界一だなんて。

ペッパーXなんて予約まちで手に入りにくいみたいですよ。

一番を試してみたくなるのが人間。

唐辛子の怖さ

トップ3の唐辛子は数え切れない人を病院行きにしている「毒」です。

完全に自己責任ですね。

その汁が皮膚に付着するだけでも数日間は火傷のような痛みに襲われ、

夜も眠れなくなるといわれています。


さらに、調理や加工の際にも「ゴーグル」「手袋」「マスク」は必須。目に入れば失明の危険もあるほどだといいます。

調理器具にはいくら洗っても辛味が残るといいます。

普段使っている調理器具とは別にしておきましょう。

やっぱり、「万願寺とうがらし」や、「ししとう」。

辛く無い唐辛子が僕たち日本人にはぴったりです。

スパイスカレーでは、チリパウダーの量に気をつけましょう。

辛さは失敗してしまうと、なかなか調整が難しいです。

と、いうよりは取り返しがつきません。

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